6/16 書評まとめ 「アイデアの極意」 著者:「内藤 誼人」

【読前感】

昨日は出来ませんでした。ごめんなさい。さて、今日の本ですが、少し嗜好を変えましてお送りいたしますw日本人論から離れてビジネス論ですかね。

アイディアというのは、凄く難しいですよね。時にクリエイティビティとごっちゃになってますが、少し意味が違うと自分は考えています。

その難しいアイディアに対して「極意」ですからね!これも、題名に釣られた感はありますけど買ってしまいましたwちなみに、著者は心理学者のようですね。なるほど、とするとこの本は「いいアイディアを出すための、良い心構え」的なことを書いておられるのではないでしょうか?

心構え1つでそんな事が!と思われる方もおられるでしょうが、実際心構えは大事なんですよね。まぁ、その辺りは、しっかりこの本の中で色々と教えてくれると思います。ので、はじめましょうかw

【書評】

『P3L3 実際、ほとんどのビジネスマンは、どうやれば発想力の具体的な形である、アイデア力、企画力、組織力が高まるのかを残念ながら知らない』やはり、方法論を展開するようです。確かにハード面でのアタックは重要だと思います。

『P12L3 発想力は、才能ではない』なんというか、かなり当たり前の事を言っているようですけど。。。とりあえず、先天的なものではないのは確かでしょう。かなり環境に影響されます。まぁ、その環境がない土壌で育っちゃったらわかんないけど。。。

すごく、マインドコントロール的な本です。いうならば、軽くカルトを感じるかもしれない。でも、やるかやらないかは貴方次第だし、正確には読むか読まないかも貴方次第なんですけどね。

『P24L8 日本のビジネスマンは、とにかく生真面目である。いすに深く腰掛け、背筋をぴしっと伸ばして沈思黙考しなければ、良いアイデアが生まれないかのように考えている』私も声を大にして言いますが、これは完全にウソですーてきとーにやりましょう!w

まーた・・・太い文字。。。これってホントに思考停止にするからマジで良くないと思うし。。更には読みにくいんだよ〜なんか、頭の中で大きな声で再生しなきゃいけないんじゃないかみたいに思っちゃうし。これ、辞めた方が良いと思う。

『P43L1 「良いアイデアを出すためには、分裂思考が必要」』これって、性格的に分裂だったらどうなんだろう?アイデアはともかく人間関係は大変かもしれないね。という事は、逆の方がたぶん付き合うときに楽なんだろうなぁと思うよ。

でも、ビジネスでは、楽な方を選んではいけないとよく言われるにもかかわらず、こういう分裂的な発想(メチャメチャな発想・非論理的な発想)を持った人間って疎まれる傾向にあるよね。なんでだろー??楽はいけないんじゃないのかー?

『P43L2 既成概念にとらわれず、頭を柔軟に働かせるためには、全く異質な要素を頭の中で、自由に結びつける能力が求められている』これは、時と場合によって凄い誤謬やら誤解やらを招くよね。それを如何に理解してあげるかが実は重要。理解されない事のが多い。

メモは凄くアイデアには大事ですね。これはどの本にでも言われていることですね。なんというか、○○の手帳術みたいなヤツも、いうならば同じようなものです。脳の処理範囲外に情報を”一時記憶”させておく方法なんです。ほら、HDDが重いとCPUも動かないでしょ?

リスト化という話からすると、このTwitterというツールは、メモとリスト化を同時に行う事ができる超優れものツールである!そういう点で、もしかしたらTwitterをやってる人とやってない人でアイデアの量的差が出てくるかもしれない。

という事は、Twitterはやってるだけで頭がよくなるツールかもしれない!その辺りの脳トレ?みたいなゲームをやるよりか、こっちの方が良いよ!だってなにせ無料だし!人間相手のコミュニケーションだし!

『P80L4 電子会議は、発想を妨げる制約があまりないのである』なるほど。確かに、空気も読みにくいしなぁ。そういう意味でTwitterで会議も面白いだろうし、Ustで会議参加外の人からの意見も・・・みたいな話は凄く興味あるね。

『P83L1 発想力を高めたければ、いつでも”好奇心”をもって生活しなければならない』そうそう、好奇心は大事。だけど、こんなふうに”なければならない”なんていう発想だとアイデアは浮かんでこないぞーとりあえず、楽しい事を見つけましょうw

『P86L11 心と体は決して切り離せない。心は、体に依存して機能しているからである』確かに、体が元気じゃないと、なんか楽しい事って見出せないよね。頑張りすぎて、クタクタ状態は良くないってこったい!w

という事は、もっと休みなさい!っていうのは、経済効果を高める事が出来る気がしてきたぞ?なんというか、色々なデータを駆使して、残業が少ないほうが経済効果が高いような事が論証できれば色々効果的なんじゃないだろうか?

『P88L7 歩きながら思考すると、精神状態が活発になり、素晴らしいアイデアが頭の中に流れ込んでくるそうである』意外とクリエイター達がジム通いしてるのも、これに当てはまりますかねー?w

『P92L7 ダンスは、身体を柔軟にする効果があるばかりでなく、思考の柔軟性にも寄与する』だからといって、ダンスをやりなさい!と勧めているわけではない。時々勘違いしていらっしゃる方もおられますがね。

『P105L12 知的なアイデアで勝負している会社のオフィスは、青か、オレンジか、黄色にしなさい、とアドバイスできる』面白いね。こういうの。なんというか、日本のオフィスは殺風景なのが多いから、もっとアートちっくなのは如何なんかね?

『P107L3 スマートにアイデアを出したいのなら、"アーモンド"の香りの助けを借りるのも、心理学的にオススメできる方法である』ちょww待てwww色々危ないwwwなんというか、軽く宗教じみてるww

なんというか、科学的な検証データが出てるんだろうけど危ない。後は、アーモンドの香りというのは、青酸カリの香りなんで、毒物が近くにある!てきな感覚で色々と脳が変な活動してる可能性がある。・・・マリファナみたいだな。。。w

『P121L3 「会議では、議長がリーダーシップを発揮しない方が、良いアイデアがでます」』面白いねーなんというか、リーダーは優秀じゃなきゃいけない!とか思っている人に100回ぐらい念仏のように聞かせてやりたいわw

『P142L1 ニュートンの集中力ははなはだしかったようで、健康を気づかう秘書にとっては、ニュートンにいかにして食事のことを思い出させて、首尾よく食事をとらせるかが一苦労だったという』ニュートンあほすwww

でも、そこまで長時間集中しても楽しい!と思えるようなネタが見つかっているという点では凄く幸せかもしれない。少なくとも、集中してる間はニュートンは超幸せだったろうしね!w

『P168L1 遊びを通してボキャブラリーを増やすのは、決して無駄にはならないと思う』ボキャブラリーは大事!というより、人をひきつけたり、面白い人間だと思われるためにはボキャブラリーが無いと辛いんじゃないかなぁ?

【読後感】

読み終わりました〜なんというか、こないだに比べて薄い感じのする本でした。

知っている事も多かったからかもしれませんね。ただ、なんというか、アイデアを出すには、リラックスが最重要なんではないかなーという事が改めて認識できました!

多くの企業・会社では、なんだか重苦しい雰囲気で仕事をしていると思います。一人ひとりに分け与えられるスペースも少ないですしね。でも、そんなに縛り付けられている状況では何も解決する方法は浮かんでこないでしょうね。

まぁ、オフィス環境を変えるのは一朝一夕では無理でしょう。なので、せめて自分という固体から変えていけたら良いんじゃないか?なんて思いますよ。それで良いんじゃないでしょうか?全部変えられないから、自分が変わる。んで、結果が出たら他に勧める。

そうやって、もっともっと楽しい・楽な環境を作り出していきましょう!もっとストレスフリーな環境を作り出せたら楽しいと思います!んじゃ、そういう事で。今日は終わりですーw